2014年01月11日

サッチャーが生んだ名作映画

 
【PUBLICITY 1957】2014年1月11日(土)
■サッチャーが生んだ名作映画■
freespeech21@yahoo.co.jp

▼みどりさんの力作コラム「サッチャリズムが生んだイングラ
ンド暴動」の後半は、「サッチャー死亡記念連続映画鑑賞」の
映画紹介。サッチャー時代に苦しめられた地域を描いた名作映
画群がメモされていて、これがなかなか面白い。

▼次号以降は、サッチャーについてのあれやこれやのファクト
チェック(=事実の確認)を紹介する予定。

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2014年01月10日

サッチャリズムが生んだイングランド暴動

【PUBLICITY 1956】2014年1月10日(金)
■サッチャリズムが生んだイングランド暴動■
freespeech21@yahoo.co.jp

▼ロンドンのみどりさんのブログ「ロンドンSW19から」から、
さらなる力作コラム「サッチャリズムが生んだイングランド暴
動」を2回に分けてご紹介。

こういう長文で緻密な構成で読みがいのある文章を読むと、ぼ
くはもう「書く体力」がねえなあ、すげえなあ、と思う。

「10分でわかる20世紀後半のイギリス政治史」的な充実し
た内容。文中に鏤(ちりば)められた8つの註もキレ味鋭い。
適宜改行と▼。

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2014年01月09日

読者の物語 サッチャーの自己責任論

【PUBLICITY 1955】2014年1月9日(木)
■読者の物語 サッチャーの自己責任論■
freespeech21@yahoo.co.jp

▼ロンドンのみどりさんのブログ「ロンドンSW19から」から、
力作コラム「サッチャーがフェミニストだって!?」を抜粋しま
した。死去当時のイギリスのテレビの様子がわかって面白い。
ニッポンのマスメディア発の情報の中にはほぼ皆無だった。適
宜改行と▼。

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2014年01月07日

読者の物語 サッチャー論

【PUBLICITY 1954】2014年1月7日(火)
■読者の物語 サッチャー論 ロンドンのみどりさんから■
freespeech21@yahoo.co.jp

▼gooのメールサービスがもうすぐ終わるということで、ま
たヤフーに戻します。

▼最近イギリスの大学生が下院議員におこなったアンケートで、
「最良の首相」にサッチャーが選ばれたらしい。以下、讀賣の
記事を要約。

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2011年12月31日

原発に夢中08~地名と感情

▼2011年3月11日の後、初めて行った本屋はジュンク堂
の池袋本店で、買った本は日本地図だった。それほど混んでい
ない夜の山手線で座り、ぼくは福島県の「広野・楢葉・富岡・
大熊・双葉・浪江町」の地図を、周りの邪魔にならないよう少
しずつ広げて見た。そこには神社をはじめ、じつに多種多様な
地名が載っていた。家に帰っても、地図から目を離せなかった。

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2011年06月25日

原発に夢中07~「損をした口」

◆今号のポイント◆-------------------
「分断して統治する」側の知恵と経験を、知る必要がある。そ
れは“点”からだけでは、絶対にわからない。それは、残され
た記録から探る以外に、有効な方法はあまりないだろう。
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2011年06月15日

原発に夢中05~「飽きる」

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メルト 溶けてしまいそう
好きだなんて
絶対にいえない… 
だけど メルト 
目も合わせられない

……

お願い 時間をとめて 
泣きそうなの
でも嬉しくて 
死んでしまうわ!

「メルト」作詞・作曲:ryo 唄:初音ミク
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◆今号のポイント◆-------------------
さかのぼれば、原発作業員を巡る報道の歴史もまた、「飽きて
いく」という主題の、少しスパンの長い変奏曲に過ぎない。違
う主題の下で、幾つもの変奏曲をつくる必要がある。
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2011年06月06日

原発に夢中04~作業員ルポ2冊

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最近では私の知るかぎり、各原発では釜ヶ崎などの日雇い労働
者をほとんど雇わなくなってきている。身元の不確かな者たち
が原発で大勢働いている、という話がひろまっていたことへの
電力会社の対策の一環ともいわれ、最近では原発周辺地域住民
のなかから労働者を募集することが増えている。

(2011年4月29日)

堀江邦夫
『原発ジプシー 増補改訂版--被曝下請け労働者の記録』
346頁-347頁
2011年5月31日第1刷
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◆今号のポイント◆-----------------
1979年刊の堀江邦夫『原発ジプシー』(現代書館)と、1
983年刊の柴野徹夫『原発のある風景』(未来社)の二冊を
読めば、ニッポンの原子力政策の輪郭が見えてくる。
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2011年05月31日

原発に夢中03~「日本の原発奴隷」

◆今号のポイント◆-----------------
個人的な小状況にまで斬り込み、極私的な生活感情までが行間から滲んでくるような「日本の原発奴隷」は、「日本が原発奴隷」になっている大状況を炙り出す。
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▼お知らせしていたE-Magazine存廃だが、一応の結果が出た。

「読者にとっては無料のまま存続」できるようになった。

発行者が(つまりぼくが)サーバーの維持費をEマガジンに払うことによって、無料配信を続けられるようになったと連絡があった。メルマガの維持費は、毎月3000円也。

以下は、5月29日、ようやくE-Magazineからぼく宛に来たメール。括弧(かっこ)は竹山の註。


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作業が間に合えば6月より有料版は開始しようかと思います。6月は弊社とお客様(=発行者である竹山)で相互にお試しの意味で支払いを保留とさせていただき問題なければ残り7,8月の利用料金とあわせて6月末日までをめどに9000円を銀行振りこみしていただく予定です。ご満足いただけない場合は利用停止していただき料金はかかりません。
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▼ということで、6月の一ヶ月間を過ぎないとよくわからない。とりあえず本誌読者は「まぐまぐ!」か「メルマ!」に変更しておいたほうが安全ですよ、とは思うが。

しかし、「どうなるかわからんからE-Magazine以外での登録をおすすめしますぜ」と2回お知らせしたのに、その2回とも、発信した後、E-Magazineで読者数が増えてやんの。なにも読まずに登録したのか? とりあえず、続報が入ればまたお知らせします。

毎月3000円の出費は痛いが、まあ、様子見です。


■「日本の原発奴隷」

▼毎度お世話になっている「TUP通信」から、原発関連で幾つか転載する予定の文章があるが、まず「日本の原発奴隷」を紹介する。

TUP通信は無料で誰でも申し込めるから、読んでみたいという人は、以下の「配信申込」フォームからどうぞ。

http://www.tup-bulletin.org/modules/main/index.php?content_id=8


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メーリングリストへの参加手続き

お問合せページより、お名前、メールアドレスをご記入の上、「問い合わせ内容」に「配信希望」として送信してください。TUPの方で、freeMLへ参加登録を行います。手作業ですので、数時間から 3日ほどの時間がかかります。

参加登録が済むと、freeMLからMLへの招待状メールがお手元に届きます。同招待状メールの案内にしたがって参加確認を行うことで、登録完了します。
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2011年05月17日

原発に夢中02~さかのぼる

 
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胸が、痛い。呼吸ができぬくらい、痛い。苦しい。声も出せな
い。ボーシン(※竹山の註=現場監督)がやってきた。

「チェッ、なんてことを! ……しばらくそこにおれや」

ケガの状態を尋ねようともせず、彼はそう言い残すと、すぐに
姿を消してしまった。(中略)

一人取り残されてしまった。痛い。足場板をかきむしる。たた
く。半面マスクをむしり取る。

堀江邦夫『原発労働記』219頁
第2章「福島第一原子力発電所」
講談社文庫/2011年5月13日第1刷
※原題『原発ジプシー』(1979年、現代書館)を編集
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◆今号のポイント◆-------------------
誰もが注目し、誰もが実態を知らない【原発作業員の生活】こ
そ、原発の亀裂だ。原発作業員の生活こそ、「近代」の亀裂で
あり、「国家」の亀裂であり、「資本」の亀裂だ。
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