▼みどりさんの力作コラム「サッチャリズムが生んだイングラ
ンド暴動」の後半は、「サッチャー死亡記念連続映画鑑賞」の
映画紹介。サッチャー時代に苦しめられた地域を描いた名作映
画群がメモされていて、これがなかなか面白い。
▼次号以降は、サッチャーについてのあれやこれやのファクト
チェック(=事実の確認)を紹介する予定。
▼ロンドンのみどりさんのブログ「ロンドンSW19から」から、
さらなる力作コラム「サッチャリズムが生んだイングランド暴
動」を2回に分けてご紹介。
こういう長文で緻密な構成で読みがいのある文章を読むと、ぼ
くはもう「書く体力」がねえなあ、すげえなあ、と思う。
「10分でわかる20世紀後半のイギリス政治史」的な充実し
た内容。文中に鏤(ちりば)められた8つの註もキレ味鋭い。
適宜改行と▼。
▼ロンドンのみどりさんのブログ「ロンドンSW19から」から、
力作コラム「サッチャーがフェミニストだって!?」を抜粋しま
した。死去当時のイギリスのテレビの様子がわかって面白い。
ニッポンのマスメディア発の情報の中にはほぼ皆無だった。適
宜改行と▼。
▼gooのメールサービスがもうすぐ終わるということで、ま
たヤフーに戻します。
▼最近イギリスの大学生が下院議員におこなったアンケートで、
「最良の首相」にサッチャーが選ばれたらしい。以下、讀賣の
記事を要約。
▼下記の文章、まだ発信していなかったっぽい。やれやれ、何
ヶ月前に元のメモを書いたのか、自分でも忘れてしまった。た
ぶん夏。昨今の沖縄をめぐるマスメディアについての雑感です。
▼さて。本誌読者の皆さんに、久しぶりに「オススメ本」を教
えていただきたいと思います。テーマは
「2013年に読んで圧倒された本」
まず、ぼくのオススメ本を挙げておくと、じつは去年読んだ本
なのだが(殴)、断然、
アニエス・アンベール『レジスタンス女性の手記』東洋書林
石橋正孝訳。3990円(高え! 古本もある)
である。正直、2012年に邦訳されたこの本に圧倒されて、
ぼくはメルマガで自分の文章が書けなくなった。こりゃ児戯に
等しいナ、と思っちまったんですね。
1=固有名詞の密度と、2=どうしても「それ」を書かねばな
らない極私的な理由。『レジスタンス女性の手記』は、優れた
ノンフィクションに共通するこの二つの条件を完璧に満たして
いる。そして、
ナチスを通して垣間見える「国家」の狂気。
超人的な記憶力と執念から浮き彫りになる「人間」の尊厳。
この二つを、「これでもか」と体感させてくれる。近い将来、
ニッポンの学校教育に新設されるらしい「道徳」なる科目の教
科書に、ぼくならこの一冊を選定しますナ。「戦争の中身」に
興味ある人なら、まず買って損はない一冊です。
▼ということで、ジャンル一切不問、皆さんお一人お一人にと
っての「圧倒された本」、よかったらその理由を教えてくださ
い。約5000人の読者と共有したいと思います。
(読者登録数)
・Eマガジン 4703部
・まぐまぐ 81部
・メルマ! 68部
・AMDS 22部
▼「ロンドンのみどり」さんから、ずいぶん前にいただいてい
たメールを紹介する。
▼東郷和彦さんのロングインタビューを終えて、思ったことを
幾つかメモしておきたい。
【オフノート】東郷和彦42止
〈歴史認識とアメリカ〉
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festina lente.
ゆっくり急げ。
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